依頼内容
個人で活躍されている伐採業者さんから「樹上での作業を担当して欲しい」と弊社にご依頼をいただきました。
伐採対象木
伐採対象木はケヤキ4本でうち1本は枯れ上がっていました。
対象木は道路に沿って生えており枝が電線に触れ、道路上空まで伸びていました。
また、倉庫や駐車場といった周囲の保護対象物側に枝が大きく伸び、樹木の重心も建物側に傾いていたため、台風等の災害が起きてしまうと倒伏し破損する危険性がありました。
伐採対象木周辺状況
伐採対象木周辺には倉庫や建造物といった保護対象物がありました。
また、道路に面しており自動車や通行人が通られます。
道幅も狭くカーブは車がギリギリすれ違えるかどうかの幅です。
作業風景
今回伐採対象木は枝が広く広がっており重心も保護対象木側に大きく傾いていました。
また、伐採対象木の1本は枯れておりロープワークで登ることができません。
そのためクレーンを使い伐採を行いました。
まず、電線まで伸びてしまっている枝から切ります。
クライマーがロープワークで伐採対象木に登り、枝にスリングをつけクレーンで吊ります。
今回はクレーンが入れるので先に伐採対象木全ての枝下ろしを行います。
上の写真で一番手前の木が枯れているので上から順に切り下げていきます。
枝下ろしを終えると段幹作業に入ります。
クレーンで幹を吊り、根元から伐採していきます。
切った樹木は現地に集積を行い作業終了です。
作業前と比べると一目瞭然です。
最後に
今回はクレーンを使っての伐採作業でした。
枯れ木は重心が傾いており、いつ倒れてもおかしくない状態でした。
枯れの進行が進んでいる樹木は脆く折れやすいため、クライミングや携行式手動ウィンチを使用しての伐採は、途中で樹木が崩れ保護対象物を破損させてしまう危険性がありました。
そのため、クレーンで上から順に切っていくことで倒伏する危険性を抑え、安全に伐採しました。
弊社は他社が断るような現場や重機が入れないような現場の危険木・支障木の伐採も引き受けています。
枯れていたり、大きくなるとその分日程が伸びたり、重機を持ってくるなど費用が増えてしまいます。危険木・支障木の伐採は今が一番安いです。
アーボプラスはお客様のご要望を聞き予算の中で最大限お客様の利益になるよう提案・作業しています。
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