特殊伐採で使う鋸のおすすめ商品3選と選び方

ノコギリの選び方を、特殊伐採のプロである私が3つのポイントに分けてご紹介いたします。

特殊伐採で使用したいという方にもおすすめの内容となりますので、ノコギリ選びに迷っている方はご参考にしてください。

使うノコギリを選ぶ3つのポイント

特殊伐採で使用する鋸を選ぶときに着目していることは3つあります。

ポイント1:取り出しやすさ

フルハーネス

樹木に登るときはフルハーネスという墜落防止道具を使用します。

この道具は腰回りや太ももの周辺に装着するので腰回りに鋸をつけることが難しいです。

私たちが装着しているのは足の部分で、クライミングスパーと言う樹木に登るためのスパイク付き道具に一緒につけています。

樹上で使用するときは地上よりも不安定な体勢なので、ストッパーがついて、より抜きやすい鋸がいいでしょう。

また、樹上でノコギリを扱うにはしっかりとロックがかかる鞘の方が安全で安心できます。

ポイント2:大きさ・長さ

樹上で鋸を使う場面としては、枝下ろしをする時に使用します。

通常、樹木の枝は上部にいくにつれ細くなり、枝下は太いものが多いです。

一本の樹木でも違いがあるため大きめの鋸ではないと切断できないこともあります。

扱いやすい範囲で大きい刃が特殊伐採には向いています。

また、刃の厚さが太い方が樹上で刃に挟まれて曲がってしまうことがあるので、頑丈なものを選んだ方が良いです。

ポイント3:よく切れる鋸

特殊伐採で使用される鋸は刃が粗いことが多いです。

枝を切るとき1回引いた分、より多く切れた方が効率も良く枝を落とすことができ、裂けも起きにくくなります。

一方で、刃が荒いと摩擦が多く引くのに力が要るので細かい刃を使用している方もいます。

刃の形状としてはカーブソーが使用されることが多く、軽い力でも力強く木に食い込んでくれます。

オススメ道具紹介

おすすめのシルキーノコギリ3選をご紹介します。

今回は上記のポイント3つを重視した樹木伐採用のノコギリを想定しています。

Silky(シルキー)スゴイ

 

シルキーのスゴイと言う鋸です。

刃がとても荒くカーブソーなので枝への食い込みがスゴく、グリップの部分には凹凸があるため枝を切るときにしっかりと握って鋸を引くことができます。

また、鞘の入れ口にはローラーがついているので他の鋸よりも出し入れがスムーズに行えます。

横についている突起にはレッグストラップを通すことで足に装着することが可能になります。

鞘の上部にもベルト通しのストラップがついているので腰ベルトにつけることも可能です。(下記でご紹介します)

さらに、刃の先がフック状になっていることがポイントの1つです。

クライミングではロープを投げて枝や幹に引っ掛けながら登って行きます。

そのためロープが手の届かない場所に行ってしまったり、引っかかってしまうことが多々あります。

そんな時、鋸の先端のフックを利用しロープの先についているカラビナに引っ掛けて引き寄せることができます。

カーボンキャッチャーと言う遠くのものを引き寄せる道具があり、ロープがかなり遠くにある場合は使用しますが、

1〜2mの距離で体勢が悪かった場合やカーボンキャッチャーが使用し辛い時などに鋸のフックがあればとても便利です。

先端にテープを巻いてロープが傷つかないように工夫しているクライマーもいます。

鋸の扱いに慣れていない方はスゴイでロープを引き寄せないようにしましょう。

 

created by Rinker
¥4,791 (2023/02/05 19:16:35時点 楽天市場調べ-詳細)

刃の種類

シルキーのスゴイの刃は330cmと360cmの2種類があります。

両方とも太枝用の鋸になりますが、より太いものを切るのであれば360mmの方が太い枝には適しています。

取り出しやすさで言うと、330mmの方がスムーズに行えます。

樹上では体勢が悪くすぐに鋸を取り出したい場面が何回もあると思います。

そんな時に鋸が長すぎて腕を大きく上げないと取れなかったり、引っかかってしまうと作業効率も落ち、体力も余計に必要になってきます。

スゴイは比較的出し入れしやすい種類ですが、よりコンパクトに収めたい時は330mmの方を選ぶ方がいいでしょう。

 

替え刃

特殊伐採で鋸を使用していると樹木の中に石やワイヤーが入っていることもあり刃が痛んでしまいます。

加えて、樹木が水分を吸っていると鋸が濡れて錆びてしまうこともあるので作業で使用するには替え刃を用意しておいた方が良いです。

注意点

鞘と刃、グリップをセットで買う方は問題ありませんが、以前に購入されて替え刃など単品で購入される方はサイズに要注意です。

鞘のサイズは330mm・360mmともにサイズが異なるので刃の長さに合わせて鞘を購入するようにしてください。

360mmの刃を330mmの鞘に入れると刃の先端がはみ出てしまい、作業するには枝や服などに引っかかる危険性があります。

グリップは刃のサイズが変わってもはめることができるので、刃と鞘を購入するときは注意してください。

ストラップの紹介

鋸を足につける場合にはレッグストラップが必要です。

レッグストラップはマジックテープなので足に巻き付けるだけで容易にしっかりと固定できます。

他の種類の鋸を使用している方でもストラップを装着するとクライミング中の鋸の出し入れが断然しやすくなります。

より効率良く楽に作業するにも参考にしてみて下さい。

 

Silky(シルキー)ツルギ

スゴイとは異なり刃がカーブしていない鋸がツルギです。

カーブをしていないメリットとしては切りたい箇所に鋸の刃がしっかりと当たることです。

チェンソーで切った後の切り残しを鋸で切る際に、真っ直ぐなツルギを使用すると切りたい部分にフィットしてくれます。

体勢が悪く不安定な樹上でより早く樹木を切り離すにはツルギの鋸が向いているでしょう。

取っ手はスゴイと同様に凹凸があるので引きやすいグリップの形状をしています。

特徴としては刃が先端に行くに従って細くなっていることです。

刃の先端が細くなると枝葉が密集した場所でも取り扱いがしやすく枝の又などにも刃が入りやすのが特徴です。

また、スゴイに比べて刃が10cmほど短いので取り扱いのしやすさはツルギの方が良いです。

替え刃

ツルギはスゴイよりも刃の厚さが0.3mmほど違うのでスゴイよりも曲がりやすいです。

樹上で鋸を扱う時には挟まれやすいので曲げたり折れたりすることが作業中に起きたりします。

作業を行う上では替え刃は用意しておいた方が良いです。

created by Rinker
¥3,120 (2023/02/05 19:22:41時点 楽天市場調べ-詳細)

刃の種類

刃の種類は荒目と万能目の2種類があります。

樹木の剪定や伐採に向いているのは荒目の方で、万能目は竹の伐採に向いています。

今回は樹木の伐採を想定しているので、荒目の鋸刃を紹介します。

荒目の刃の種類は2種類で200mmと300mmです。

スゴイに比べると10cm以上短いので取り扱いのしやすさはツルギの方が良いです。

 

注意点

先ほども記載しましたが、ツルギの種類は2種類あります。

荒目と万能目で荒目の方は文字通り刃が荒く、万能目は刃が細かく竹林の伐採に向いています。

その中で刃の種類が200mmと300mmがあるので購入する際は注意してください。

Silky (シルキー)スゴワザ

スゴイよりも大きなサイズの鋸がスゴワザです。

スゴイと同様にカーブソーなので切りやすさ抜群です。

刃が長いので遠くの枝も切ることができ、体に近い枝も引幅が長いので一回の引きで多く切断することができます。

引く回数を減らしたい方にはとてもおすすめです。

また、スゴワザの特徴としてグリップと刃の間にスリップガードと言うものが搭載されており、切断時に手が前にいってしまっても刃に刃に当たらないようになっています。

力強く引く鋸なのでこのスリップガードが安全性を高めてくれています。

 

created by Rinker
¥5,122 (2023/02/05 20:13:36時点 楽天市場調べ-詳細)

刃の種類

刃は420mmの1種類です。

420mmでスゴイよりも刃が長く幅が広いので枝葉が密集している場面にはあまり向いていないと思います。

逆に、樹木の伐採の時には枝もよく切れるのでこの刃が向いているでしょう。

 

替え刃

スゴワザは1番刃が厚く丈夫ですが、何が錆びたり石などを切る可能性もあるので替え刃を携帯しておくことをおすすめします。

注意点

スゴイとスゴワザは形状がよく似ていますが、互換性はありません。

スゴイの柄でスゴワザの長い刃を取り付けようとしても不可能なので購入する際は刃のサイズをよく確認して購入してください。

また、スゴワザはロックがかからないのでその点は理解しておいてください。

最後に

今回は特殊伐採で使用に便利なノコギリを紹介しました。

樹上で刃物を扱うのはとても危険な作業であります。

使用するときはロープなどでバックアップを取り安全を確保して方使用するようにしてください。

アーボプラスはお客様のご要望を聞き予算の中で最大限お客様の利益になるよう提案・作業しています。

株式会社アーボプラスFacebookInstagramに危険木の見分け方など様々な情報を載せています。

危険木支障木の伐採を考えている方はぜひ弊社にお問い合わせください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。