チェンソーの動力源‼︎チェンソーに使用されている2ストロークエンジンについて紹介します

 

 

こんにちは、ナカイです。

森林内での伐採(素材生産)から市街地等の特殊伐採(危険木処理)といった作業で欠かせない道具がチェンソーです。

現場に出ている方でチェンソーを使ったことがないという方は少ないと思います。

技術が進歩していく中でチェンソーも少しずつ発展しており、昔のチェンソーに比べ振動も少なく使用者への影響も減少しました。

また、動力源もエンジン(ガゾリン)だけでなくバッテリー(電力)も出てきました。

実際にアーボプラスの現場でもHusqvarnaのバッテリーチェンソーを使用しています。

Husqvarna 525iBとHiKOKIのバッテリーブロワを比較⁉︎←バッテリーブロワーについて紹介しているので興味のある方はクリックしてください。

今回はチェンソーの動力であるエンジンについて紹介します。

チェンソーは混合給油式単気筒2ストロークレシプロガソリンエンジン

エンジンには様々な種類があります。

車ではガソリンエンジン・ディーゼルエンジン・レシプロエンジン・ロータリーエンジン、航空機にはガスタービンエンジン・ジェットエンジン、スペースシャトルやミサイルにはロケットエンジンが使われます。

さらに構造や燃料の種類によって細かく分類することができます。

多くのエンジンがある中でチェンソーには混合給油式単気筒2ストロークレシプロガソリンエンジンが使われています。

「混合給油式単気筒2ストロークレシプロガソリンエンジンとか言われても正直何のことか分からない」となると思います。(バイク好きの方は知っているかもしれませんが)

レシプロエンジンとは一般的なガソリン自動車に使用されているエンジンです。

混合給油式はエンジンを軽量化する為(エンジンオイルタンクが増えるとその分機体重量が増える)採用されています。

単気筒とは燃料を燃焼・爆発させるための部屋・構造をさします。

僕も林業大学校でチェンソーについて学ぶまで知りませんでした。

最近では2ストロークエンジンは主に農林業用などの機械(主に手で持って使用するもの)に使用されており、4ストロークエンジンは車やバイクなどに使用されています。

2ストロークエンジンのメリット

2ストロークエンジンとは2ストローク(エンジン内のピストンが1往復)で吸気・圧縮・爆発・排気の1連の流れを終えてしまいます(エンジン1回転で1回の燃焼)。

これは、吸気と圧縮・爆発と排気を同時に行うため、4ストロークエンジンが1連の流れを終えるまでに、2ストロークエンジンは2往復しており同排気量の場合ピーク時のパワーは2ストロークエンジンの方が高いです。

その為、2ストロークエンジンは小型でも高い出力が出ます。

また、混合給油式の2ストロークエンジンは構造がシンプルでオイルタンクが無いため軽量です。

この軽量というポイントは林業にとってはとても重要で森林内で立木を伐倒・造材し、斜面を移動する林業従事者にとってはできる限り軽い機械の方が効率よく動くことができます。

エンジンオイルを入れる場所がないため燃料(ガソリン)にエンジンオイルを混ぜることで内部を潤滑させます。

2ストロークエンジンは消えつつある

現在自動車やバイクといった大型機械に使用されているエンジンは4ストロークエンジンで、2ストロークエンジンが使用されている大型機械は日本国内では生産中止されています。

4ストロークエンジンが広く車に使用されているのは、2ストロークのシンプルな構造によって混合気と排ガスが混じり合うため燃焼が不安定になり燃費が安定せず、混合気が排気口から抜けてしまうため排ガス規制に対応できなくなったためです。

バイクにも使用されていましたが、2008年以降市販用の2ストロークエンジンのバイクは生産されておらず、年々減少してきています。

2ストロークエンジンには混合油でなければいけない

2ストロークエンジンは4ストロークエンジンに比べ構造がシンプルなためエンジン内にエンジンオイルを入れるオイルタンクがありません。

その為エンジン内(主にピストン部分)がスムーズに動くよう燃料であるガゾリンに潤滑油であるエンジンオイルを混ぜ合わせた混合油を使用します。

混合油を使用しないとエンジン内部は焼き付いてしまいます。

焼き付いてしまうとエンジンが回らなくなり、部品の交換(エンジンの部品は他の部品に比べ金額が高いです)もしくは買い換えなくてはいけません。

混合油を作るのが大変・面倒臭い・分からないという方も簡単に作れる商品も紹介しているので興味のある方は下をクリックしてください。

チェンソーに欠かせないチェーンオイルと混合油。間伐の際に持ち運びにオススメの商品を紹介

最後に

今回は林業に欠かせないチェンソーのエンジン部分について書きました。

僕は今まで2ストロークエンジンのことを2サイクルエンジンと呼んでいました。

僕が調べた結果では意味はどちらも一緒で、海外では2ストロークエンジンと言われています。

林業以外にもチェンソーを使用する業種はありますが、林業ほどチェンソーを使用している仕事はありません。

お世話になっている林業業界の先輩は何台もチェンソーを買い換えていて、1つ前のチェンソーはエンジンのかかりが悪くなってきて、別の機種に乗り換えたという先輩もいました。

チェンソーについて他に記事で紹介しているのでぜひ読んでください。

チェンソーに欠かせないソーチェーンとは?海外で使かわれているスクエアチゼルも紹介

チェンソーに欠かせないガイドバー、自分が持っているチェンソーに適していますか?

今回は2ストロークエンジンのみについて書きましたが、別の記事で他のエンジンについても紹介します。

気になる点、質問ございましたら気軽にFacebook株式会社アーボプラスにコメントしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。