依頼内容
「建物裏に生えている樹木が成長し、石垣を崩してしまう可能性があるので伐採してほしい」と弊社にご依頼いただきました。
伐採対象木
樹種 | キンモクセイ3本 柿の木4本 シュロ2本 笹など |
伐採対象木の状態1 |
伐採対象木は建物裏に生えており、重心が道路や隣家側に傾いていました また枝葉が屋根や電線より高く伸びていました |
伐採対象木の状態2 | 伐採対象木であるキンモクセイは成長し、すでに屋根と接触していました |
危険性1 | 一部の伐採対象木は枯れており、重心方向から、倒伏した際に斜面下まで落下し、通行人や家屋を破損させる危険性がありました |
危険性2 | 石垣との距離も近いため、成長したら根が石垣を押し崩れる危険性もあります |
あ
伐採対象木周辺状況
伐採対象木は建物裏に生えているため、樹木のすぐ真横に建物の屋根やタンクといった保護対象物がありました。
斜面下には道路があり、通行量が多い為注意を払いながら作業を行いました。
また、枝葉が電線より高く伸びており一部枝葉は電線を挟んでいました。
作業内容
伐採対象木の周辺状況から伐倒が行えないためロープワークを用いてクライミング作業を行いました。
伐採本数が多い為、クライマー2人で作業に取り掛かりました。
紅葉や山椒など依頼主様から指定された樹種以外は全て伐採しました。
伐採対象木根元に生えている低木など下から伐採を行える樹木は始めに伐採してしまいます。
低木の伐採が完了したらクライミングをしていきます。
枝下ろしを行い、段幹作業に移ります。
幹は依頼主様の知り合いの方が薪として利用されるため、枝葉と幹は分けて搬出を行いました。
クライマーが登っていき、枝下ろし→断幹の順で作業を行っています。
電線が近いため、注意深く作業を行います。
枝下ろしが完了すると段幹作業に移ります。
伐採対象木と建物が近いため、手で下ろせるサイズに切って下ろします。
下から届く高さになったら大きく切っていきます。
伐採作業が完了しました。
依頼主様に株の高さを確認していただきました。
隣家の方向に伸びていた柿の枝も剪定させていただきました。
伐採した対象木はダンプに積み込み、清掃したら作業終了です。
施行前と比較するとスッキリしました。
最後に
伐採対象木付近に建物やタンク、斜面下には道路など多くの保護対象物に囲まれながらの伐採でした。
樹木は目を離しているうちにどんどん大きくなってしまいます。
樹木が成長し石垣を根で押して崩してしまうといったこともあり得ます。
大きくなって手が届かなくなってしまう前に剪定や芯飛ばしを行うことで管理しやすくなります。
弊社は他社が断るような現場や重機が入れないような現場の危険木・支障木の伐採も引き受けています。
枯れていたり、大きくなるとその分日程が伸びたり、重機を持ってくるなど費用が増えてしまいます。
アーボプラスはお客様のご要望を聞き予算の中で最大限お客様の利益になるよう提案・作業しています。
株式会社アーボプラスFacebook、Instagramに危険木の見分け方など様々な情報を載せています。