現場近くで宿泊⁉︎山小屋で一晩過ごした方法を紹介します。

 

 

アーボプラスは京都を中心に危険木や支障木の伐採、間伐や皆伐を行っていますが、ご依頼があれば遠方にも伐採にいきます。

その木は急いで伐採したほうがいい?災害時のリスクを減らそう。危険木について←危険木について気になる方はこちらをクリック

移動距離が長い場合、移動時間・作業員の体力、お客さんの負担など様々なことを考え宿泊にするのか通うのかを考えます。

宿泊する場合、その地域の銭湯・温泉に入ったり、外食か夕食を自分たちで作るなどプチキャンプみたいで僕は結構楽しみです。

宿泊場所としてはできる限りお客さんの負担が少ないように場所だけ借りれるレンタルスペースなどを利用します。

そこで必要になってくるのが寝袋です。

1人キャンプが好きな方や家族でキャンプした事がある人は寝袋を持っているかもしれませんが、僕は持っていませんでした。

1泊することを忘れ寝袋を購入しておらず「楽天などの通販では施業日に間に合わない」と思った僕は仕事帰りにコーナンに行き宿泊道具を一式揃えました。

今回はコーナンで購入できる泊まりがけで行う伐採に使える便利宿泊道具について紹介します。(車中泊にも使えます)

寝具

できる限り依頼主の負担にならないよう周囲の安い宿泊場所を探し・選びます。

そのため、宿泊施設の中にはベットがついていない場所もあり寝具を持っていく必要があります。

この前泊まった所は畳が敷いてあり電気が使えました。(電気が使えるだけで全然違います)

寝袋を忘れるということはその晩は寒さで寝れません。

寝不足だと集中力が低下します。

樹木はかかり木やツタなど様々な要因で伐倒方向が変わることがあるため、倒した樹木が地面に着くまでは目が離せません。

林業は自然を相手に仕事しているため集中できなくなるということは、危険が増す、何か起きた際に咄嗟に反応できなくなるなど重大事故につながります。

何よりも寝具は忘れられないんです。

寝袋

寝袋は宿泊に欠かせない道具で、寝袋を忘れる=1日無駄にするぐらいの感覚です。

しっかり寝ないと次の日の作業に影響してくるので、僕は前日と当日2度車に積み込んだか確認します。

冬用の寝袋ってかなりいい額するんですよね。

楽天の売れ筋冬用寝袋ランキングを見ても安い商品でも1〜3万円ぐらいするじゃないですか。

「マイナス何度までなら快適」って書いてある山専用の寝袋では6万、7万・・・自宅で使っている自分のベットよりも高いです。

通販で事前に購入しておけばよかったのですが、価格と機能と口コミを見て悩んでいる間に施業日が明日に迫りコーナンへ。

コーナンのレジャーコーナーで販売されている春〜秋まで使用可能なシュラフを購入しました。

購入したシュラフはジッパー式の商品で封筒型(レクタングラー)で快適温度は11℃です。

快適温度を見たら冬用でないことは分かります。

しかし買い忘れた自分が悪いのでコーナンで購入したシュラフを持って現場へ行きました。

10月中旬とはいえ宿泊場所が山奥ということもあり不安でしたが、ぐっすりと眠ることができました。

想像以上に暖かかったです。

10月末に現場に入った際に後輩が寝袋を忘れたらしく、予備でこの寝袋を持ってきていたので貸したところ「寒くなくてぐっすり眠れました」だそうです。(その時宿泊した場所は暖房がなかったので寒くないか心配でしたが、誰よりもスッキリ・よく寝た顔をしていました)

春〜秋に使うには最適かと思います。

この前の現場で、持ってくるはずの冬用の寝袋と間違えてコーナンの寝袋を持ってきてしまいました。

冬用ではないためそのままでは少し寒いので工夫(現地で調達もしくは家にあるものを持参)することで問題なく眠ることができました。

工夫については下記で紹介します。

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エアーマットレス

「できるだけ硬い地面で寝たくない、床で寝ると体が痛い、床で寝るのは寒い」など思う方はぜひ購入をオススメします。

エアマットレスは文字通り空気を入れることでマットレス代わりになる商品です。

エアマットレスのメリットは快適な睡眠と底冷え防止です。

特に底冷え防止はかなり重要です。

僕もエアマットレスを使っていますが、背中が寒いと思ったことは1度もありません。

一人で使うならシングルサイズからセミダブルくらいあれば十分睡眠が取れます。

何もしなくても十分睡眠は出来ますが、より快適にするのであればベッドシーツを持っていくことをオススメします。

エアマットレスの中には簡易的な空気入れが内装されているものもありますが、しっかり膨らまして使いたい場合はコーナンに売っている電動エアポンプがオススメです。

車で充電が可能なので、仮に宿泊場所で電気が使えなくても問題なく膨らます事ができます。

僕は電動エアポンプを1度忘れた日があって内装されている空気入れで膨らましましたが、中途半端にしか膨らます事ができず次の日身体が痛かったです。

コーナンのシュラフを冬でも使う方法

このシュラフを冬の山小屋で使うにはいくつか防寒対策が必要です。

僕はこの防寒対策は他の寝袋でも使うことができます。

湯たんぽ

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現代でどれくらいの方が使っているか分かりませんが湯たんぽはメチャクチャオススメです。

僕は昔のみたいに金属製のではなくプラスチック製の湯たんぽを使用しています。

コーナンでも売っていて、2L用が900円で買えます。

普段宿泊しているところは電気が使えるので電気ケトルを持っていき寝る前にセットします。

電気が通っていないところでも、コンロやケトルでお湯を沸かせば使え、足元が暖まるのでしっかり眠る事ができます。

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タオルケット

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コーナンのシュラフは生地が薄いのでタオルケットを1枚寝袋に入れるのがオススメです。

普段家のベットで寝るときにタオルケットを使っている方はぜひ持っていってください。

タオルケットは吸湿性と放湿性に優れ保湿性もあるので、寝袋の中に入れるだけで暖かさが変わります。

毛布とかも試しましたが、寝袋のサイズを考えると薄くて寝返りを打つことができ、暖かいタオルケットがいいと思います。

フェイスマスク

冬の宿泊(暖房器具がない場所)ではマスク、ネックウォーマーを持っていくことをオススメします。

空気が冷えてるので次の日起きると喉が痛くなります。

ほこりの可能性もありますが、日本人の7割は睡眠中に口呼吸をしていると言われています。

冷たい空気が蔓延している中で口呼吸を行えば喉が乾燥してしまいます。

そのため、僕は寝るときにマスクやネックウォーマーなどをつけて寝ています。

そうすることで、喉が乾燥し痛くなるのを防ぎます。

というのも森林作業で大声が出せないのは実はかなり危険なんです。

アーボプラスではBluetoothインカムを使い、いつでも会話が可能になっていますが、一定の距離が離れたり、尾根を跨ぐと聞こえなくなったりします。

咄嗟の時に大声が出せるようになっていた方がいいです。

最後に

今回はコーナンで揃えられる僕が実際に使って実証したこと(主に寝具)について書きました。

急遽必要になったり予算を少し抑えてキャンプに行きたいと思う方にもオススメです。

時間や予算がある方は山林の専門店で冬用の寝袋を購入する方がいいと思います。

また冬に使わないのであればコーナンの寝袋で十分だと思います。

気になる点、質問ございましたら気軽にFacebook株式会社アーボプラスにコメントしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。