依頼内容
「敷地内に生えているヒノキの根が隣接している墓地の石積みを押しているから切って欲しい」とご依頼をいただきました。
今回、危険木の伐採にあたって京都市の危険木伐採支援事業を活用し依頼主様の負担費用を抑えました。
伐採対象木
伐採対象木は墓地と依頼主様の所有地の境に生えているヒノキ10本のうちの5本です。
5本とも墓地側に片枝になっており重心も傾いていました。
伐採対象木周辺状況
伐採対象木は墓地と依頼主様の境界に生え、依頼主様の敷地には高さ1.5mほどの石垣があります。
今回は並んで生えているヒノキの中から危険木のみ選定して伐採を行うため、残すヒノキの枝が伐倒時の障害になります。
作業内容
現場の状況から伐倒方向が限られており、携行式手動ウィンチの力がより樹木に伝わるようクライマーがロープワークで樹上に登りワイヤーをかけます。
その際、伐倒時に他のヒノキにかかり保護対象物の方向に倒れないよう必要な枝は落とします。
ワイヤーを掛けたら伐倒者と協力して携行式手動ウィンチで引き付けながら伐倒を行いました。
樹木が生えている場所によってはワーキングベンチという切り方で伐倒後に樹木が滑り落ちる危険性を抑えました。
伐倒した樹木は枝払い、造材を行います。
太い樹木の下枝は2Lペットボトルほどの太さがありました。
造材した樹木は依頼主様が運搬されので、運び出しやすいよう敷地内通路に集積を行いました。
伐採作業前と比較しました。
最後に
京都市の危険木伐採支援事業補助金を活用した施工実績を紹介しました。
京都市では最大75%の補助金が給付され、弊社では申請書提出などの代行も行っております。
今回のような伐採対象木周辺は伐倒可能な方向が制限され、対象木が保護対象物側に傾いているような現場でも、弊社は様々な状況の樹木の伐採を行っているため、安全に伐倒することができます。
アーボプラスはお客様のご要望を聞き予算の中で最大限お客様の利益になるよう提案・作業しています。
株式会社アーボプラスFacebookに危険木の見分け方など様々な情報を載せています。
危険木・支障木の伐採を考えている方はぜひ弊社にお問い合わせください。