夏にはスイカやメロンも甘くて美味しいですよね。
季節によって旬の果実が楽しみなんです。
先ほど書いたメロンやスイカは野菜と言われていますが、果樹も美味しいのは多いですよね。
今回は身近にある果樹(春夏秋冬)の中からガーデニングや庭に植えてもいいかな?と思う植物を紹介していきます。
春
春に実がなる木はビワです。
琵琶は元々中国原産の果樹で九州や四国に自生しています。
四国・九州の他に和歌山・千葉・静岡で果樹として栽培されています。
常緑小高木で5〜10mほどの高さになり枝葉は年に3回(春夏秋)伸びます。
濃い緑色の大きな葉が特徴的で5〜6月に実が熟します。
多少の日陰には耐え気温が比較的暖かい所で育ち根は深く張ります。
実の食用目的で植樹栽培されることが多いですが、庭に植えることで大きな葉が目隠しになったり異国の感じを感じれるといった理由でも植えられます。
僕自身東京に住んでいた時に、登下校で使っていた駅横にビワがなっていたのを友達と食べた経験があります。
近年では種無しの琵琶が商標登録されたそうです。
日当たりがよく水捌けの良い土壌で育ててください。
自家受粉をするため放っておいてもみがなり、実の質(大きさ甘さ)を向上させたいときは摘果、袋かけがオススメです。
夏
夏の果実というとメロン・スイカをイメージされるかもしれません。
しかし今回紹介するのはアンズです。
アンズは落葉小高木で山梨県、山形県、長野県等が盛んです。
6〜7月に黄色い実をつけます。
自家受粉も行いますが品質よ良い実ができないため、他品種の混植が必要。
アーモンドや梅と近く容易に交雑します。
梅と交雑すると梅は果実に甘みを感じないようになるが、アンズは果実に甘味が生じます。
冷却地、乾燥地では無農薬栽培が可能で、基本的に接木で同じ実をつけさせます。
アンズにはクエン酸、リンゴ酸等が含まれているため夏バテに有効です。
収穫したアンズはジャムやコンポート、お酒としても有効活用できます。
アンズ酒の作り方は簡単で、梅酒を作る時と同じように大きい瓶にあんずと氷砂糖を交互に入れホワイトリガーを注ぎます。
3ヶ月後から飲めるようになりますが1年以上熟成させる方がまろやかになります。(実は3〜6ヶ月くらいで取って下さい)
秋
食欲の秋と言われるほど様々な食べ物が旬を迎えます。
秋に旬を迎える果実は多くあり柿、梨、桃など家に帰って食べるのが楽しみになってきます。
ですが、今回はいちじくを紹介したいと思います。
皆さんいちじくの木を見たことがありますか?
僕は祖父母の家にいちじくの木があったので見たことがあるのですが成長して3〜4mほどだったと思います。
いちじくって環境条件が良ければ高さ20mにまで成長するらしんです。
思ったよりも大きくなりますよね。
イチジクは落葉広木で原産国はアラビア南部で、日本では愛知県で栽培が盛んです。
乾燥に強いのかな、と思うかましれませんが分布している地域は降水量があり温暖な地域なので日本の気候適していると思います。
そのため夏の乾燥や水が溜まるような土壌は避けてください。
冬
冬の果実で木になるもの皆さんにとって一番身近でイメージしやすいのがユズだと思います。
ユズはミカン科の常緑小高木で中国原産と言われています。
日本では飛鳥時代から栽培されていたと記述がある。
生産量、消費量ともに日本が最大で、冬至の柚子風呂など深く日本文化と関わっています。
そんなユズですが枝には鋭いトゲが生えており、収穫作業が大変です。
僕も祖父母の裏山に生えているユズの収穫を手伝った時は色々なところに傷をつくりました。
収穫したユズはジャムや料理に使っています。
ユズは様々な利用法があるため、いくつか紹介します。
やはり王道はジャムです。
大量に柚子を消費してしまいますが、パンに塗ったりヨーグルトと合わせることでユズの香りを楽しめます。
僕は寝る前にお湯に溶かして飲んだりします。
皮を洗剤にして使う方法もあります。
日々料理をしていたら、コンロに油汚れがつきますよね。
その油汚れを、ユズに含まれているクエン酸が汚れを浮かして簡単にきれいにすることができます。
作り方も簡単でユズの皮4個に対し水400ccを入れ15分煮込みザルでこすと完成です。
使い道はヘアオイルなど紹介しきれないほど多いので是非調べて挑戦・購入してみて下さい。
最後に
いかがでしたでしょうか?
負担食べている果物の中から家でも育てる事が可能であまり手間のかからない品種を紹介しました。
アーボプラスは過去にビワや柿など果樹の伐採を行ったことがあります。
果樹は植えたまま放置してしまうと大きくなってしまい管理しきれなくなってしまいます。
大きくなってしまい上の方になっている実は諦めるといった方もいます。
果樹は実を取りやすいよう手入れを行う必要があります。
毎年、我が家では裏山で収穫した梅と柚子をお酒やジャムにして美味しく食べてます。
最近では柿やいちじくの苗を買ってきて何年後かに食べられるよう育てています。
樹木は虫や環境条件によっては病気になってしまうので定期的に樹木は観察してあげてください。
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この記事を読んで育ててみたいと思っていただけたら幸いです。
気になる点、質問ございましたら気軽にFacebook株式会社アーボプラスにコメントしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。