こんにちは、ナカイです。
毎年この時期になると街中や民家にイルミネーションが飾られてます。
朝起きたら家に置いてあるプレゼントが楽しみだったり、大切な人とゆっくり過ごしたりしますよね。
そんなクリスマスに欠かせない物の1つがクリスマスツリーです。
小さい頃はクリスマスツリーを飾り付けするのが楽しみでした。
明日12月25日のクリスマスにちなんで今回はクリスマスツリーについて紹介します。
クリスマスツリーの始まりはキリストの文化ではない?
クリスマスと言ったらクリスマスツリーのイメージが浮かぶかもしれません。
海外ドラマではよくクリスマスのシーンでクリスマスツリーと暖炉が映し出されています。
僕も小さい頃両親にクリスマスツリーを買ってもらいました。(今でも現役で我が家のクリスマスでは毎年使われています)
しかし、クリスマスツリーはキリストの文化ではないんです。
クリスマスツリーがクリスマスで使用されるようになったのが、古代ゲルマン民族(ドイツ)をキリスト教へ改宗させる際に、彼らの樹木信仰(カシを永遠の象徴として)をモミに変換することでキリスト教へ改宗させたのが始まりで1600年にはドイツ各地でクリスマスに飾ったことの記録が残されています。
その後、世界各地に広がっていき1840年にはヴィクトリア女王を通じてイギリスで使われ始めました。
日本には1860年に初めてプロイセン王国大使館に飾られたのが始まりです。
近年では、アメリカや日本でもクリスマスにはクリスアスツリーを飾るのが一般的になっています。
クリスマスツリーの飾り付けでツリーの先端につけるスターはキリストが誕生したことを東方の三博士に知らせたベツレヘムの星を表しており、丸い形の飾り付けはアダムとイブが口にしてしまった禁断の果実(イチジク *諸説あり)とされています。
クリスマスツリーに使われている樹木
クリスマスツリーに使われている樹種をみなさんご存知ですか?
クリスマスツリーには主に針葉樹のモミやトウヒなどの樹木が使われるのを
針葉樹は広葉樹と違い1年中葉をつける常緑樹で上に向かってまっすぐ伸びるため、昔の人は強い生命力の象徴として針葉樹を使いました。
国によって使用する樹種が異なりヨーロッパでは伝統的なヨーロッパモミやドイツトウヒなどが広く使われています。
北米ではヨーロッパアカマツやコロラドトウヒ、アメリカトガサワラなどが使用されています。
日本では人工的で何年も使えるクリスマスツリーが普及していますが海外では生木を使用するところが多いです。
日本でも生木のクリスマスツリーを使用している地域もあり主にモミ、トドマツ、などが使用されています。
海外では生木専用のスタンドや鉢に植えられているツリーがよく販売されています。
クリスマスツリーが環境問題に?
アメリカでは毎年数千万本もの生木のクリスマスツリーが流通しています。
中でもツリーの生産本数が最も多いオレゴン州では700万本以上が流通しています。
街に飾られるような大きいクリスマスツリーではなく、家庭で使うクリスマスツリーは針葉樹の幼木が使われます。
そのため、森林から伐採するのではなく畑(クリスマスツリー用)で育てた木を使用しています。
以前はクリスマスが終わるとツリーを廃棄することが環境問題にもなっており、アメリカでは20年程前から鉢植え型や自治体が生木のクリスマスツリーを回収・粉砕しチップにしています。
チップは堆肥や根覆い(作物の下に敷くことで土壌に光があたらず雑草を抑制する方法です)など再利用しています。
庭でも育てられるクリスマスツリー
クリスマスツリーを育てたいという方はぜひドイツトウヒかウラジロモミを育ててみてください。
クリスマスツリーに使用する樹木は常緑針葉樹が一般的ですが、針葉樹は基本的に寒い環境に分布しているため、気温が高い環境下では育ちにくいです。
ドイツトウヒやウラロジモミは耐寒性・対処性に優れているため庭で育てても問題ありません。
長い年月育てていると高木になるので鉢植えや芯飛ばしなどで成長を制限するのも良いと思います。
室内でクリスマスツリーとして使用する際は、乾燥・気温に気をつけてください。
最後に
今回はクリスマスに関係している木材について書きました。
今回勉強をして何気なく飾っていたクリスマスツリーにも意味があることを知りました。
この時期になると何も知らずに妹と一緒に飾り付けをして、毎年25日の朝にツリーの下にクリスマスプレゼントが置いてあるのが楽しみでした。
クリスマスの飾り付けそれぞれに意味があるので気になる方はぜひ調べてみてください。
生木のクリスマスツリーはクリスマス前にしっかり手入れ・保管して置かないと当日に可伐採費用ている場合もあるので気をつけてください。
1年に一回しか無い特別な日をぜひ楽しんでください。
気になる点、質問ございましたら気軽にFacebook株式会社アーボプラスにコメントしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。