こんにちは、ナカイです。
2016年に国連が発表したSDGsで持続可能社会が様々なところで言われていますね。
これは、地球温暖化による異常気象や気候変動による台風の増加など災害が多くなり被害が増加が理由の一つといえます。
例えば、2019年の台風19号による被害額は1兆8600億円になり、7割以上が家屋や農作物などの一般資材なんです。
衝撃的な被害額じゃないですか?台風1つでですよ、、、山間地域もかなりの数の木が倒れました。
手入れ不足により人工林(放置林)への台風の影響は大きく被害は森林内だけでなく道路や民家、神社仏閣にまで及びます。
今年も台風がやってくると思います。
もし台風が来た時にあなたの家の横に危険木があって、強風で倒れてあなたが住んでいる家に倒れてきたら一大事です。
この様になってしまっては遅いんです。
家の近くに危険木がある場合はできるだけ早く伐採を行ってください。
今回は弊社の強みである特殊伐採の対象になる危険木についてお話ししていきます。
危険木とは
「いきなり危険木って言われても、、、何が危険木か分からないよ」と思う方いらっしゃると思います。
なので弊社が伐採を行った現場の経験から、『これは間違いなく危険木』と『将来危険木になる可能性のある木』の2種類に大きく分けて説明していきます。
これは間違いなく危険木
これは間違いなく危険木にも種類があり、目で見てわかりやすいのは重心が傾いている、枯れている、細い木です。他にも芯が腐っているといった外から見るだけではパット見分からない木もあります。
重心が傾いている
皆さんも学校で学んだように樹木は陽の当たる方向に伸びる性質があります。
この様な木を見たことあると思います。
曲がったり片方だけに枝がよく付いている木は重心が真ん中ではありません。
そのため、重心方向側への強風にはまっすぐ生えている木に比べ倒れやすいです。
木が倒れる場合の多くが根が起き上がります。
健康的な木ならある程度の力には耐えることができます。
しかし、木が枯れるもしくは腐っていたらどうでしょうか?
枯れ、腐りのある木
枯れている木と言っても根や幹に腐り・枯れがある木と、枝が枯れている木では大きく異なります。
まず枝が枯れている場合、落下してくる恐れがあります。
「枝ぐらいで」と思った方はすぐさま家の木を見てみてください。
確かに細く短い枝は屋根に落ちても問題ありません。細くて枯れている枝でも当たると結構痛いですけど。
しかし、地面に一番近い枝は太いものだと1Lのペットボトル以上の太さがあり、家より高い位置から落下してくるんです。
単純に1Lのペットボトルが5mくらいから落下してくるのを想像してみて下さい。
家に当たったら何かしら壊れますし、人の上に落ちてきたら非常に危険じゃないですか?
枝でも中々に怖いのに、枯れや腐りが根や幹に有る場合最悪です。
根や幹が腐るってどういうこと?と思った方は、この様な木を見たことないですか?
根本が空洞になっていたり、葉が付かなくて幹が割れている木の多くが長年成長し太くなっています。
太い木が枯れているのに気づかず放置していくとどんどん脆く弱くなっていきます。
そんな時に台風が来ると簡単に折れてしまいます。
実は腐った木の伐採依頼は民家よりも神社仏閣が多いです。
神社仏閣の森林は人が長年てを加えない(加えてはいけない)ため、根や幹が腐ったまま時間が経ってしまうことがあります。
特に都心部にある神社仏閣はすぐ隣が民家という立地の場所は少なくなく、途中で気づいた時にはかなり危険な状態になっているといったケースのあります。
細い木
細い木で樹冠(枝葉がついている部分)の割合が極端に小さい木は倒れやすく危険です。
樹冠の割合が小さいと木の重心が上部にあるため強風で倒れやすく、折れやすいです。
この様な木が多数見られる手入れされていない森林(人工林)で、特に気を付けなければいけないのが道路付近や家の裏山です。
道路付近にある場合、台風時に折れて道路にいる通行人や車、電線に向かって倒れるリスクがあります。
家裏の場合も同様に木が家屋に向かって倒れる恐れがあります。
将来危険木になる可能性のある木
急ぐほどでは無いけど将来的には危険木になるリスクについてお話ししていきます。
高木類は年数が経てば成長し、家の高さを超えます。
広葉樹なら枝が広がり広範囲に、針葉樹なら上に伸びていきます。
成長していく過程で、電線に葉がついてしまったり、屋根に刺さるといった事や植えた本人が亡くなってしまい家族がそんなに気にしないうちに腐ると言ったケースもあります。
家の横に高木類が生えている場合、ある程度の高さになったら芯飛ばしすることをお勧めします。
木の先端を伐ることで木の健康は損なわず上に伸びることを抑制することができます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
危険木について書かせていただきました。
興味がないからと言って手入れを行わなかったり、放置してしまうと危険木になってしまうこともあります。
木の状態や樹高が高くなればなるほど伐採する難易度は上がっていきます。
もし、家の木が危険木と思ったら早急に伐採を行って下さい。
危険木は時間が経てば経つほど状態が悪化し、最終的には手がつけられない状態になってしまいます。
造園屋、建設業などでも手に負えない様な危険木を弊社は高い技術力で安全に伐採します。
気になる点、質問ございましたら気軽にFacebook株式会社アーボプラスにコメント下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。