施行実績:『京都府左京区大原』で道路と民家に挟まれた20mを超えるスギを10本伐採しました。

依頼内容

民泊横のスギ10本、ビワ1本の伐採のご依頼を受けました。

伐採対象木は50年生(幹周り)のスギで10本中1本は大きく二股になっていました。

日当たりの関係で片側だけに大きく枝が生えている片枝状態でした。

ここまで大きくなると枝でも太く大きくなってきます。

枯れや台風等の影響で、枝が落ち通行人や家屋に当たれば大事故になりかねません。

伐採対象木が道路と石垣の間に生えていたため根が十分に張れておらず樹木が強風等の影響によって家屋に倒伏してしまうことを心配されていました。

また、お寺が隣接しており、景観がよくないということで協力して弊社に伐採のご依頼をくださりました。

対象木周辺状況

伐採対象木を中心として東西に家屋と道路の間に生えており道路を挟んでお寺の生垣がありました。

民泊や生垣以外にも紅葉や百日紅(サルスベリ)など周囲に生えていたため伐倒した場合、他の樹木が折れてしまったり、道路が割れてしまう危険性からクライミングでの伐採作業になりました。

伐採作業風景

始めに民泊側に伸びている枝を下ろしていきます。

日がよく当たっているため枝は太く、民家に当てないよう枝1本1本にスリングをかけリギングプレートを用いてまとめて下ろしました。

枝を全て下ろし終えると幹を下ろしていきます。

この現場は伐採対象木が10本並んで生えていたので樹上から隣の樹木にアクセスしていきます。

伐採対象木の杉は全て上から順に伐採していきます。

断幹作業で一本ずつ短くしていきます。

左右の樹上にリギングアンカーを取り真ん中の樹木を伐採しています。

左右のスギ以外の伐採が完了しました。

残った2本は1本ずつ上から順に伐採していきます。

最後の1本が残り6mほどになりました。

降ろせるサイズで安全に伐採していきます。

50年生のスギ10本の伐採完了しました。

最初と比べるとだいぶ異なります。

伐採した樹木は造材を行い林業機械で積み込み・搬出しました。

伐採対象木がスギだったため市場に持っていき売り上げは伐採費用に割り当て、依頼主様のご負担を抑えました。

最後に

今回は50年生のスギ10本が民家とお寺の生垣に挟まれており道が狭い現場でしたが無事に伐採を完了しました。

伐採作業終了後にお寺の住職さんから「見晴らしが良くなった」と声をいただきました。

樹木は長い時間をかけて成長していきます。

街路樹や庭木など大きくなりすぎてしまい、剪定等の管理が所有者本人ではで機内といったお話もよく聞きます。

剪定や伐採を依頼しようか悩んでいる間にも樹木は成長していきます。

弊社に依頼しいていただいたお客様の中にはスギが台風で家屋に倒れてきた方もいらっしゃいます。

危険木・支障木の伐採は早急な対応をオススメします。

アーボプラスは予算の中で最大限お客様のご要望に応えられるよう提案・作業しています。

危険木支障木の伐採を考えている方はぜひ弊社にお問い合わせください。

    返信方法
    メール電話どちらでもよい

    お問い合わせの内容 (必須)