台風が来る前に伐採して!予防伐採をすることで防げる被害があります。

こんにちは、ナカイです。

9月に入り季節もだんだんと涼しくなってきました。

毎年9〜11月あたりになると台風がやってきますよね。

台風が来る時期は主に6〜8月の夏台風と9〜11月の秋台風の2つに分けられるらしく、9月からの秋台風がスピードが速く強風です。

台風が来る前にしておいた方が良いことがあります。

それは伐採です。

「伐採?」と思うかもしれませんが裏山や庭に生えている木が台風などの影響を受けて折れたり根から倒れるといったことがあります。

毎年、アーボプラスも台風によって倒れた木の処理・撤去依頼を受けます。

中には家や神社仏閣の本堂などの建物に倒れている現場もありました。

今回は台風が来る時期になっている今だからこそ行なって欲しい予防伐採の理由を紹介します。

予防伐採

予防伐採とは台風などの影響を受けて倒伏する恐れのある木(枯れ木や倒伏した際に近隣住宅を損傷させる危険性がある木)を事前に伐採することで被害を防ぎます。

去年静岡県が中部電力と連携して2018年に被害があった地域の荒廃林を予防伐採したとニュースがありました。

最近様々な行政や企業が予防伐採を行っています。

樹木も生き物であるため病気になったり枯死します。

昔は多くの方が自身の山に入って手入れ管理を行っていました。

しかし、「森林を相続しただけでに興味がなく手入れもしてない」「所有林がどこにあるかわからない」など理由は様々ですが放置林が問題になっています。

2019年の夏には千葉県に台風が上陸した際64万軒もの住宅が停電しました。

これは倒木などによって電線が切れたことで停電が発生しました。

全域の停電が復旧するまでに概ね16日間を要しました。

復旧に16日間もかかった理由は倒木が電線を切断しただけでなく樹木の撤去に時間がかかったためです。

9月初めだったため停電によって冷房が使えず熱中症などによって8人が亡くなりました。

賠償責任

台風などの災害によって自分の所有する森林の木が倒れ電線や通行人、他人の所有地に倒れた場合賠償請求される可能性があります。

近年問題になっている放置林によって森林の状況を知らない森林所有者が増えてきました。

特に人工林は定期的に間伐を行わないと森林内の密度が高くなり成長が遅れている木は枯れます。

また、林床に光が当たらなくなり土壌が剥き出しになり雨が降ると土砂が流出し木の根元が緩くなる場合があります。

普段ドライブしていても道路付近に枯れている木があるのを見ます。

自分の家にも危険があります

予防伐採は自分の近くでも行う必要があります。

もし自分の敷地内に木が生えている場合、倒伏した際に家屋に当たる可能性があります。

ついこの前も家のすぐ横に生えている杉を伐採しました。

祖父母が植えた樹木を相続したり、気がついた時には手に負えなくなっているほど成長している場合は多くあります。

成長しすぎた樹木が倒伏すると自分の家屋や近隣の住宅にまで被害が及びます。

樹木が倒伏した際に家屋が壊れるだけで済めばいいですが、近隣住民の方の命に関わったら大変です。

僕の祖父母の家は裏山に生えている樹木が倒れても家に当たらないようにフェアゾーンを作っています。

もしかしたら伐採をしなくても木が倒れてこないかもしれませんが樹木が倒れたら家だけでなく自身や家族の命の危険があります。

予防伐採の課題

予防伐採が都道府県で推進されている一方で様々な課題もあります。

1つは森林所有者です。

森林所有者

森林の登記簿の所有者が長年変更されていないケースが多くみられます。

日本の放置林問題の原因の1つで、47都道府県のうち森林の境界が100%明確になっている都道府県は少ないのが現状です。

森林の伐採はその土地・樹木の所有者の許可・同意が必要になります。

そのため所有者不明林など伐採したくても行えない森林が多くあります。

小規模な森林を所有する人が多く小さい面積の伐採を行う方が費用が高くなってしまう場合もあります。

2つ目は伐採費用です。

伐採費用

伐採を依頼しようにも費用がなければ依頼ができません。

最近では地方自治体や企業が協力して予防伐採を行なっている場所もありますがそんなに多くはありません。

日本の森林の多くが個人が所有している私有林です。

大規模な伐採は個人の負担が大きく気軽に行えません。

京都府では危険木に対する補助金がありますが予算に限りがあります。

最後に

いかがでしたでしょうか?

予防伐採について書きました。

森林は私たちの生活を豊かにしてくれます。

人工林など植林を行った場所は最後まで手入れ管理を行わないと森林が荒廃し危険木になってしまいます。

予防伐採は家や通行人に木が倒れる危険を防ぐのに必要な作業です。

もし、家の裏山や道路付近の伐採を検討しているのであれば台風などによって大きな被害を生む前に伐採することを強くオススメします。

小面積しか森林を所有しておらず伐採費用が高くなってしまう場合は、周辺の森林を合わせて伐採を行うことで費用を抑えることができます。

日本は自然環境に恵まれており、森林の多面的機能など私たちの生活を豊かにしてくれる部分は享受し、枯れ木などの危険木は伐採していく必要があります。

気になる点、質問ございましたら気軽にFacebook株式会社アーボプラスにコメントしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。