京都府立林業大学校の学生がインターンシップに来てくれました。

 

 

京都府立林業大学校の飯島くん(2年生)が10月から1ヶ月間インターンシップに来ています。

僕も今年の3月まで京都府立林業大学校に通っていました。

今回は林業学校について簡単に紹介し、インターンにきている飯島くんの林業に対する考え方について聞いていきます。

林業大学校とは

林業大学校とは全国に21校ある林業を学べる専門校で1〜2年生の学校で年間1200時間以上の履修時間を設けています。

学校ごとに教育概念があり地域や全国の林業など幅広い分野を学ぶ事ができます。

林業大学校には文科省管轄と農林水産省管轄の2つがあります。

文部科学省管轄の方は短期大学卒業資格が貰える代わりに一般教養があり、農林水産省管轄は短期大学卒業資格が貰えない代わりに一般教養の時間も林業や森林等の専門的知識や経験を多く積むことができます。

僕の知り合いには林業大学校(農林水産省管轄)に通いながら通信大学に通っている人もいました。

京都府立林業大学校

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京都府立林業大学校(以降は京林大と書きます)は京都府船井郡京丹波町にある林業専門学校です。

全日制の2年間コースと3ヶ月、2ヶ月、1週間といった研修コースがあります。

京林大は「自然を尊敬できる人」の教育理念のもと伐採技術や幅広い専門的知識を教えてくれます。

森林林業科には林業の現場で即戦力となる人材を育てる林業専攻や様々な地域活動を支援する公共人材専攻の2コースがあり2年生に上がるときに選択します。

1年次は林業に必要な資格の取得と森林に関する基礎知識、森林内での伐採作業、高性能林業作業者の操縦を学ぶことができます。

3月には1週間のインターンシップに行き実際の現場を肌で感じることができます。

(木の上部にワイヤーをかけに行く準備をしている写真です)

2年次は林業専攻と公共専攻に分かれて実習を行います。

林業専攻は森林内での伐採作業や作業道作成を行います。

その後9、10月にそれぞれ1ヶ月ずつ林業事業体にインターンシップに行きます。(京林大ではこれをキャップストーン研修と言います。)

今回アーボプラスを選んでくれた飯島くんは特殊伐採の現場について知りたいという理由できました。

僕も去年インターンシップに行きましたが1ヶ月間林業の現場に行くことでプロのスピードや着目点、仕事の流れなど学校だけでは中々学べないことを多く経験することができます。

キャップストーン研修が終わると2週間の高性能林業機械操作実習や卒業研究、研修に取り組みます。

今回のインターンシップ中に飯島くんの林業に対する考え、クライミングを体験した感想、今後についてを書いてもらったので紹介します。

飯島くんの林業に対する考え

(クライミングを体験している飯島くん)

こんにちは、10月から1カ月間アーボプラスさんで研修をさせていただいている京都府立林業大学校二年の飯島です。

僕個人が考えている林業のありかたは循環する林業です。

先祖が作り上げてきた山を次の世代に繋げていくことが僕のなりたいフォレストワーカー(林業作業士)

そのために必要な1つとして植林があげられます

植林を行わないと木材として利用できる森林は更新されません。

しかし林業大学校で見てきた会社の植林まで行えていない林業会社もありました。

その理由として採算が合わなかったり、植林にかけ時間がないということでした。

けれど、どこの会社も将来的には植林も行いたいと言うことをおっしゃってました。

最近では森林環境税や森林環境譲与税が創設され国全体で林業を活発化させる動きが大きくなってきています。

そのような補助金も最初は利用し次につなげられる森林が作っていけるのならとても良いことなのではと感じています。

またウッドショックを除き木材価格が低迷している中、付加価値をつけたくさんの木材をより多くの人に使ってもらおうとする方々も林業大学校を通じてお会いしてきました。

建材やチップで使えないような木もキーホルダーやイス、テーブルの脚などに変え売っていくことで山にお金が還りまた木をてることが可能になります。

山側の木を伐って植林する仕事だけでなく、川下の加工側のことまで考えることで循環型の林業に近づけるのではと考えています

ありきたりな考えかもしれませんが自分なりに形にしていけたらと思っています。

クライミング体験した感想

(高さ20mほどの地点まで登っていました)

クライミングは今まで3回体験しましたが、今回が一番高かったです。

木に登ることや高いところは好きな方ですが、20mほどの高さをロープ一本で登るのはさすがに怖さを感じました。

その高さを登るのにも一苦労です。

そんな条件下で木の重さや位置、伐り方など様々なことを考えながらテキパキと作業されている代表のすごさを改めて感じました。

自分のやりたいことの難しさに直面しましたが、こんな誰にでも出来るようなものではないことを身に付けられたらと思うと、特殊伐採をやりたい気持ちが一層増しました。

今後について

林業大学校では森林に関する知識に加え伐倒技術、機械操縦技術を学んできました。

今後としては特殊伐採を学ぼうと考えています。特殊伐採行っている方が少ない地域もあります。

毎年日本には台風来るし住宅街に生えている木もいつしか大きくなるので木がなくならない限り仕事はつきません。

なので自分の技術が売りになるように身に付けていきたいと思います。

この一カ月の研修で特殊伐採の現場をいくつか見させていただきました

森の中でやる伐採に比べかなりシビアで長時間気を張り詰めなければなりません。

しかし、ぼくはクライミングしていないのにも関わらず伐採が終了するととてもすっきりしたやりがいが感じられます。

樹上での伐り方や木の降ろし方がたくさんありそれを使い分けることは難しいことですが、それも木の上で緊張感を持ちつつ自分で判断して成功させていく達成感と面白さがあるのが魅力だと感じています。

そんな技術を身に付け将来的には地元で特殊伐採をしていき森にも携わっていけたらと思っています。森の木価値をつけて使ってもらいその利益でまた森を育てていくこと僕のめざしている林業です。

最後に

今回は林業大学校についての簡単な紹介とインターンシップに来ている飯島くんの考える林業とは何かを紹介しました。

この一ヶ月の経験が彼の成長につながればと思います。

林業に興味があるけど林業のこと何も知らないと言う人はぜひ林業大学校にいくことを検討してみてください。

僕自身高校まで普通科だったので林業のことを高校から勉強してきた子に追いつけるかが不安でしたが、林業大学校はしっかり基礎となる部分を学習させてくれるので大変勉強になりました。

伐採時に扱うチェンソーは主にSTHILですが女性や筋肉量が少ない子でも扱えるよう小さいチェンソーもあるため初めからどうしようと考える心配はないと思います。

これは僕の経験ですが、林大の時に筋肉量がなくても就職したら嫌でも筋肉はつきます。

ただ、学生のうちに筋トレをしていた方が就職後に少し楽だと思います。

これから林業に携わる人や現在林大に通っている人はできるだけ学び、体を動かすのが良いと思います。

京都府立林業大学校の実習風景はFacebook京都府立林業大学校で見ることができます。

林大ついての詳しい記事はこれから投稿していきます。

気になる点、質問ございましたら気軽にFacebook株式会社アーボプラスにコメント下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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