依頼内容
「ソーラーパネルの周囲に生えている樹木・竹によって日光が遮られ想定より発電されていないから伐採して欲しい」と弊社にご依頼いただきました。
伐採対象木
伐採対象となるのは日光を遮っている竹と広葉樹です。
日照条件から竹・広葉樹ともにソーラーパネルの方向に伸びており、重心も大きく傾いていました。
また、伐採対象木である竹・広葉樹は共に斜面に生えているため、伐倒時に滑り落ち斜面下にある保護対象物に当たる危険性があります。
伐採対象木周辺状況
伐採対象木周辺の保護対象物はソーラーパネルと下に配線がありました。
作業内容
まず奥側から、ソーラーパネルに沿って竹を伐採していきます。
伐採した竹・樹木は全て現地集積でした。
竹林は密集して生えているため、伐倒しても周囲の竹にかかってしまいます。
そのため、始めに伐倒を行えるようにスペースを作ります。
スペースを作ることで周囲の竹を伐倒することができ後の作業はスムーズになります。
ソーラーパネルに近い竹以外は保護対象物と並行に伐倒していきます。
竹は樹木のように粘りがないため重心方向に倒れやすいため、万が一のことを考えソーラーパネル側の3列は残しておき、最後に処理します。
保護対象物方向に傾いていた竹はロープで起こし伐倒しました。
竹林の伐採が完了すると樹木の伐採を行います。
広葉樹は日光が当たる方向に枝葉を伸ばします。
今回の現場では保護対象物であるソーラーパネルの方向に枝葉が多く伸びていました。
そのため伐採対象木となる樹木は重心が保護対象物方向に傾き、1本1本携行式手動ウィンチを使い山側に伐倒していきます。
樹木の傾きが大きい場合は携行式手動ウィンチを2台使用しての伐倒です。
伐採対象木下に排水溝があったため、枝払い・造材した後エンジンウィンチで山側に集積を行いました。
作業前と作業後を比較すると、竹や樹木に隠れていた部分が見えるようになりました。
最後に
今回は日光を遮る支障木・竹の伐採を紹介しました。
竹は成長が早く周囲の植物を枯らしてしまいます。
竹林の拡大にる森林の減少や枯れ木・倒木の増加が問題になっています。
伐採を進めていると枯れ木が何本も倒れていました。
森林・竹林は手入れ、管理する必要があります。
弊社は他社が断るような現場や重機が入れないような現場の危険木・支障木の伐採も引き受けています。
アーボプラスはお客様のご要望を聞き予算の中で最大限お客様の利益になるよう提案・作業しています。
株式会社アーボプラスFacebookに危険木の見分け方など様々な情報を載せています。
危険木・支障木の伐採を考えている方はぜひ弊社にお問い合わせください。